◇はじめに
おはようございます!
中世ヨーロッパと西洋風ファンタジーが大好きなテンプラソバです。
中世ヨーロッパの生活に密着した呪文についてのコラムの第6回「蜂の群れへの呪文詩」です。
紹介する呪文は、中世に書かれた医学書などに記載され現代まで伝わるもので、フィクションではなく実際に使われていた可能性が高い、ある意味「本物」の呪文です!
舞台は、前回に続いて中世前半のイングランドのとある田舎の村です。
今回は、蜂の群れに関する呪文を紹介しましょう!
※注意
呪文や歴史背景などに関する内容は参考文献を元に書いています。
参考文献は記事の最後をご覧ください。
ドラマパートは私が創作したフィクションです。
■ドラマパート前回のあらすじ
自領民のメイソンが起こした一連の事件。
一連の事件の背後に、隣領地の領主ブラー家による工作の可能性がある!
そう感じた、領主エドリックは自らブラー家領地のブラートンに向かう。
エドリックの家族は罠があると警告し必死に止めようとするが、エドリックの決意は固い。
ハードウルフは、旅立つエドリックを旅の呪文で祝福するのだった。
■登場人物
エドリック・ハマー ハマートンの領主、身重の妻がいる
ロドルフ・ハマー エドリックの父。言うべき時は言う性格
ハードウルフ ハマートンの司祭でリーチ(医師)、呪文詩を駆使する
エグビン ハマー家の家人、エドリックが頼りにする男
エリク デーン人(ヴァイキング)で、ハマー家の警備担当
フレッチャー ハマー家の警備担当。普段はエリクに鍛えられている
メイソン ハマートンで牛泥棒や風説の流布など良からぬ事を企んだ者
◆「ブラートン」
■道行き
エドリック達は、ハマートンとブラートンの境の目印となる石を超えて進む。
エドリックの乗る馬は名をスノターという。
古い英語で「賢さ」を意味し、その名の通り主人のいう事をよく聞き機転も利く馬だ。
国境を超えてから乗り手のエドリックの心臓の鼓動が早まるのを、スノターも敏感に感じいつのまにか速足になってきた。
ふとエドリックは、ついて来ているはずの家人達の足音が聞こえなくなった事に気づいた。
これではよくないとエドリックはかぶりをふり、一度深く深呼吸をした。
そのあとで、スノターの首筋を易しくたたいて撫でると、嬉しそうに鼻を鳴らして速度を落とした。
ゆっくり歩くスノターに、小走りしていた後方の武装した家人3人が息をきらしつつ追い付く。
「良かった!まさかエドリック様お一人で行かれるのかと思いましたよ」
息を整えながら言うのはエグビンだ。
彼はエドリックの身の回りの世話や様々な雑用を引き受ける有能な家人だ。
エドリックの武芸の稽古にもよく付き合い、投げナイフの腕はエドリック以上だ。
何かと器用なため、エドリックも頼りにしている。
「もう年なんだから勘弁してくれよ! お館(やかた)さまよ!」
この文句はエリクのものだ。
長髪で片目がない元ヴァイキングだ。
先の戦乱で捕虜にされ処刑される所を、エドリックの父ロドルフが剣の腕を惜しんで引き取ったのだ。
ハマー家の暮らしが気に入ったのか反抗も脱走しようともせず、館の守衛の一人として長年仕えてきた。
壮年だが、剣の冴えはまだまだ衰えない。
今回は、ロドルフたっての願いでエドリックに同行したのだ。
「この程度で息があがるなんて、エリクさんいよいよ歳なんじゃないんですか?」
そう軽口をたたくのはフレッチャーという名の若者だ。
館の守衛の一人で、いつもエリクに鍛えられている。
若者らしく喧嘩早い部分もあるが、主の命令をよく聞くいい男だ。
「俺の気が急いているのを、スノターが感じたらしくてな。すまなかった!」
エドリックは皆にそう言って、指にはめられた金の指輪を別の手でなぞる。
指輪は、ハードウルフ特製の「守りの指輪」で魔術を込めた文字が刻まれている。
他に、薬草をいくつかエグビンが携帯している。
出発前に、ハードウルフがエグビンに何やら長めに話していた様子から、きっと薬草の説明を受けていたのだろうとエドリックは考える。
やがて道の向こうに森が見えてきた。
森に続くはっきりとした道路はないものの、獣や人が通って自然にできた道がいくつかある。
エドリックは、ロドルフより聞いた道順を頼りにそのうちの一つを進んだ。
■待ち伏せ
森に入ると、少し薄暗くなった。
あちこちに蜘蛛の巣がかかり、上空ではなにかブンブンとうなる音が聞こえる。
藪や低い樹が多く、あちこちに枝が張り出して馬では移動しづらいため、エドリックは馬を降りた。
やがて、藪を抜けると木立の間に大きな空間があった。
そして、その中央には火を囲んで座っている一団がいた。
皆一様に鎖帷子や革鎧を着込んでおり、槍や斧を手元に置いて何やら危ない雰囲気だ。
ひときわ大柄な男がエドリック達を見ると、待ってましたというしたりが顔で行く手を塞ぐように立ちはだかり言った。
「おーっと、旦那さん達、通行料をもらおうか? 身ぐるみ全部をな」
座ってた男たちがゲラゲラと笑う。
野盗だろうか?
それにしては皆鍛えられ、武装も揃っている。
エドリックが観察していると、ある事に気づく。
フードを目深に被った男がこそこそ話をしていたが、鼻の形はどうみてもメイソンなのだ。
エドリックはフードの男に聞こえるよう大きな声で呼びかける。
「メイソン! お前、ついに野盗になったのか?」
とフードの男がうわずった声で返答する
「メメメ…メイソンだって?い、い、いったい誰だ?!誰の事だ?」
声でメイソンとまるわかりだ。
「声がまんまメイソンじゃないか!おい!」
エリクがそういって怒鳴りつける。
フードの男がたじろぎ、地面にしりもちをつくとフードがめくれた。
そこから、メイソンの顔が出てきた。
メイソンの怖気づいた顔は、次第にニヤニヤ笑いに変わり、こう述べた。
「そうですね。旦那方は、ここで強盗に合い、お亡くなりになるのですよ」
エドリックは、腰の剣の束に手をかけつつ、武装した男達に問いかけた。
「その一式揃った武装、鍛えられた体を見るに、ブラー家の関係者と見た。いかに?」
大柄の男は、腰に手をあてたまま渋い顔で溜息を一つつくと、両手のひらを上向きに上げるしぐさをした後に仲間に視線を向ける。
そして、腰の剣を抜きながらこう告げた。
「ハマートンで牛がなくなったり火事が起きたりと治安が乱れ、さらに領主が強盗に倒される。
ハマー家にハマートンの統治能力なしとして、わがブラーが裁判に訴えそちらの土地も管理する。
まあそういう手はずなんです」
座っていた男達も、ぎらつく目線をしつつ周囲に展開しそれぞれ武器を構えた。
エドリックも武器を抜くと、矢がエドリックの足下に刺さる。
どうやら樹上に射手がいるようだ。それも複数人。
大柄の男が口元だけ笑顔で言う。
「ブラー家はぬかりがないんです」
その時背後にいたエグビンが、小声で何か唱え始めた。
「我はそれを足の下に捕らえ、
我はそれを見つける。
聞け、この土はあらゆる生物に対して有効であり
そして、その相手にも、手入れの行き届かないところにも
そして、人間の舌の偉大さに対して」*1
メイソンは気づき、襲撃者達に「あれ」をやめさせろと言う。
襲撃者達は「末期の祈りぐらいさせてやれ」と取り合わない。
エグビンは詠唱を続ける。
「とどまれ!勝利の女神よ、大地に沈め!
あなたは決して森に飛ばないだろう
わが善良さに心を寄せよ
すべての人が食物と
その家のためにそうであるように」*1
エグビンはそう言って、土くれを右手でつかみ樹上に向けて投げばらまく。
メイソンが、「あれはそう言うのじゃないんだ」と叫んだ刹那、
森の入り口から不気味なうなり声が聞こえてきた。
■脱出
ワーンと激しくうなるその音は、春先に時々聞かれる蜂の大群の音だ。
蜂の大群は、土くれが投げられた樹上めがけて殺到していく。
すると、射手の悲鳴が聞こえ、すべって地面に落ちてきた。
襲撃者達がぽかんとしている隙に、エリクは雄たけびをあげ斧をふるいだした。
フレッチャーも槍を振り回し、かく乱する。
エドリックも剣を構えて戦おうとする。
「旦那さま!ここはお引きください…我々が活路を開きます!」
剣を構えたエドリックの耳元でエグビンがささやく。
「私一人だけ逃げ帰ると思うか!?」
熱した眼でそう言い切るエドリックを、エグビンが諭す。
「逃げるのではありません…!ブラー家の意図をつかんだ以上、旦那さまには次の手を打っていただく必要があります。今は、引く時です…!」
エグビンに促され、やや冷静になれたエドリックはスノターに乗り駆け出す。
来た道を走って戻ろうというのだ。
金属と金属が重くぶつかる音、肉を切り裂く音が森の中にこだまする。
襲撃者の数の多くは、エリクとフレッチャーの活躍もありだいぶ減ったように見える。
しかし、ブラー家のたくらみを話した大男と、他5人ほどがエドリックを追撃するのを、防ぐことはできなかった。
襲撃者達はエドリックを追いかける。
森を抜けた所で追い付かれたエグビンとエドリックは、大木を背に襲撃者と対峙する。
そして傷だらけになりながらも善戦していたが形勢不利になりつつあった。
その時スノターが今までにない大声でいななき、エドリックに背後から襲いかかろうとしていた者を、力強い後ろ脚で蹴り上げた。
その隙に離脱しようと、エドリックは駆けだす。
しかし、肩に激痛が!
かすむ目で肩を見ると、そこには投げ槍が貫通していた。
振り返ると、大男が戦斧を振り上げ、今まさにこちらにとどめを刺そうとしている。
「ご領主どの…お覚悟を!!」
「これまでか」
エドリックがそう思った刹那、目の前が巨大なまばゆい光で包まれた。
~次回へ続く~
*1 呪文詩は、”Old English Poetry in Facsimile”掲載の現代英語翻版を、著者自ら日本語に翻訳しました
◆解説編
■エグビンが唱えたもの
エグビンが、樹上に隠れた射手を襲わせるのに利用した蜂の呪文詩。
詩の内容は、投げた土くれの場所に定着させるような内容となっています。
今回は敵射手を襲わせ時間を稼ぐ戦法に使われましたが、本来は蜜蜂の群れを自分たちが望むところに定着させ巣を作らせようとする、生産のための呪文詩です。
なぜ、蜂の群れを定着させることが呪文詩になっているかについて説明するために、まずは中世の蜂蜜や養蜂について説明いたしましょう。
■中世の蜂蜜
精製された砂糖が無かったこの時代に、ほぼ唯一の甘味である蜂蜜はとても貴重でした。蜂蜜は、麦や家畜と並んで王への献上品リストに含まれます。
そして蜂蜜は甘味としてだけでなく、蜂蜜酒の原料としても重宝されていました。
また蜜蜂の巣からは蜜蝋を生産する事もでき、蜜蝋からは明かりとなるロウソクを生産していました。当時、養蜂はとても重要な産業でした。
蜂と人間の関係は、蜂蜜などの物質の採取に限りません。
起源や時期は明らかではないのですが、養蜂家は家族の冠婚葬祭について蜂に報告したり、食べ物を与え巣を飾る習慣があるようです。
そうしないと、良くない事が起きるという言い伝えがあったためです。
2022年にイギリスの女王エリザベス2世が崩御された際も、王立養蜂家が蜂に女王の崩御と新王の就任を報告したというニュースがありました。
唯一無二の甘味「蜂蜜」をもたらす蜂と人との間には、昔から不思議なつながりがあるのかもしれません。
■中世の養蜂
現代の養蜂では、箱型の巣箱を使いそこからスリット状のパーツを引き出す事で蜂蜜や蜜蝋を効率的に採取できるようになっています。この箱型の巣箱はラングストロス巣箱と呼ばれ19世紀頃に作られたものです。
それ以前の中世以来の長い期間は、大きな円錐形またはドーム状の藁で編み込んだ巣に蜂を住まわせ、蜂蜜や蜜蝋を採取していたようです。
蜂蜜を採取する時の作業着は、時代によって異なるようです。最近SNS界隈でみかける「中世の養蜂家」スタイルがあります。全身を包む白いローブと顔面にさしこまれた渦巻き模様のザルという異様な防護服のことです。こちらは少なくとも中世末期または16世紀頃に描かれた絵画に登場する比較的「新しい」防護服となります。
それ以前の中世初期から盛期までは、顔にネットをかけ全身をチュニックで覆ったり、厚手の頭巾や帽子をかぶり頭を防御しつつ体には厚手の服を着るというスタイルが一般的だったようです。中世末期の14世紀頃にはマントで頭を覆ったり、網目状のフェイスガードをつけた様子が見られるようになります。
養蜂を描いた中世の絵画には、しばしば経験の浅い養蜂家を罰するため蜂が刺すといった様子が描かれています。当時の苦労がしのばれますね。
苦労と言えば、養蜂家にとって最大の苦労とは「分蜂」と考えられます。
分蜂とは、いわば「蜂の群れの引っ越し」を指します。蜜蜂の習性として、新しい女王蜂が産まれると、以前からいた女王蜂は一族を率いて新天地に旅立ちます。
現代でも春先に移動中の蜜蜂の群れが電信柱などに群がっている様子が見られるようですが、これらも分蜂と考えられます。
蜜蜂は、家畜のように柵に囲ったり、縄をつけるわけにいかず、「所有権」や「飼い主」といった概念は人間が勝手につけたものであり蜜蜂達は勿論認識できていません。
この分蜂は、現代でも悩みの種のようですが、中世ではより深刻でした。
分蜂に関わる当時の法律もあり、旅立った蜂の群れの所有権を主張するには、ひたすら追いかけるしかありませんでした。この分蜂の悩みこそが、今回紹介する蜂の呪文詩にも反映されているのです。
■蜜蜂を土に定着させる呪文詩
この蜂の呪文詩と非常に似た内容の呪文がドイツにあります。ドイツのロルシュ修道院の写本に描かれた「ロルシュの蜜蜂の祝福」と呼ばれるものです。
呪文の内容は、蜂の呪文詩と非常に似た内容です。蜜蜂に対してひたすらここに留まり、他に移動しないように祈り懇願する内容となっています。
中世の修道院での養蜂も盛んにおこなわれており、蜜蜂をとどまらせる呪文は修道士たちによって好まれて使われていたようです。
今回紹介した、蜂の呪文詩も豊かな恵みをもたらす蜜蜂達をできるだけ自分の農場に留めたいという当時の人たちの祈りが込められているように思われます。
■アングロサクソン時代の軍人
10世紀までのアングロサクソンの王国は、ブリテン島東部を支配しているデーン人達と激しく戦い続けていました。
そのため、王に仕え兵役の義務がある下級貴族の従士「セイン」や自由農民などから構成される一般兵の「フュルド」によって軍が組織され、砦を防衛したり戦いに駆り出されていたようです。
しかし、10世紀後半になると戦いも徐々に鎮静化し「平和」な時代が到来します。
その頃には「フュルド」も形骸化していたと考えられています。
■アングロサクソン時代の馬
当時、ブリテン島にいた馬は、現在のアラブ種にくらべて小柄だったと考えられています。
ブリテン島の馬は、9世紀には蹄鉄も付けられ、より効率的に走れるようになりました。
馬は牛よりも、育成に手間がかかります。
そのため、農作業は牛が活躍し、戦争では歩兵中心の戦闘だったようです。
盾をもつ歩兵達が密集して盾の壁を形成しぶつかり合う戦法が多かったとのことです。
騎馬による戦いは主体ではなかったと考えられています。
◇次回予告
ブラートンの手勢に襲撃され追い詰められたエドリック。
果たして生き残れるのか?!
ハマートンの明日はどうなるのか?!
中世ヨーロッパの生活呪文 第7回「回復の呪文」
ご期待ください!
◆参考文献
”Old English Poetry in Facsimile”,Martin Foys, University of Wisconsin-Madison
https://oepoetryfacsimile.org/
※中世初期イギリスの詩を収集しオープンで共有するオンラインプロジェクト
唐沢 一友 (著)アングロ・サクソン文学史:韻文編 (横浜市立大学叢書―シーガルブックス, 東信社, 2004年)
唐沢 一友 (著)アングロ・サクソン文学史:散文編 (横浜市立大学叢書―シーガルブックス, 東信社, 2008年)
吉見昭徳(著)古英語詩を読む ~ルーン詩からベーオウルフへ~(春風社,2008年)
ウェンディ・デイヴィス/編 鶴島博和/監訳 オックスフォード ブリテン諸島の歴史 3 ヴァイキングからノルマン人へ (慶應義塾大学出版会,2015年)
イギリス王室の養蜂家が女王の崩御をミツバチに報告するための伝統的な儀式を執り行う
https://gigazine.net/news/20220912-royal-beekeeper-informed-bee/
ハチに家族の重大ニュースを話して伝える中世ヨーロッパの奇習
https://nazology.net/archives/40987
The Anglo-Saxon Fyrd 878-1066 AD
https://regia.org/research/warfare/fyrd2.htm
※9世紀-10世紀のフュルドについてまとめられた記事
Anglo-Saxon Warriors: From Thegns to Fyrd
https://www.thecollector.com/anglo-saxon-warriors-thegns-to-fyrd/
※ブリテン島入植からノルマンコンクエストまでのアングロサクソンの軍制についてまとめられた記事
Anglo Saxons and Their Horses
https://englishhistoryauthors.blogspot.com/2015/11/anglo-saxons-and-their-horses.html
※アングロサクソン時代の馬に関する記事
Medieval beekeeping
https://livebeekeeping.com/history-of-beekeeping/beekeeping-middle-ages/
※中世の養蜂について詳しくかかれた記事
Medieval beekeepers: style, clothing, implements (mid-11th–mid-15th century)
https://www.academia.edu/38230394/Medieval_beekeepers_style_clothing_implements_mid_11th_mid_15th_century_Ethnoentomology_3_2019_1_15
※中世の養蜂における作業内容、巣箱や作業着についての論文。豊富な当時の挿絵を元に分析をしている。
alimenti, miele, Taccuino Sanitatis, Casanatense 4182
https://en.wikipedia.org/wiki/File:27-alimenti,_miele,_Taccuino_Sanitatis,_Casanatense_4182..jpg
「健康全書」"Taccuino Sanitatis"と呼ばれる中世の健康書に描かれた養蜂用に作られた蜂の巣。ドーム型の独特な形状を持つ。
Pieter Bruegel the Elder - The Beekeepers and the Birdnester
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Pieter_Bruegel_the_Elder_-_The_Beekeepers_and_the_Birdnester_-_WGA03528.jpg
※独特な渦巻きに編み込んだザルのような円盤を顔面にかぶせる独特なフェイスガードをもつ養蜂家の防護服を描いた16世紀の絵画のリンク。民衆の日常風景を描いた事で有名なピーター・ブリューゲルの父が描いた絵です。